スコア80台の壁を越えるため、100ヤード以内の精度向上は必須課題です。
特にアプローチでイメージ通りにスピンをかけ、ピンに寄せたいと考える熱心なゴルファーにとって、ブリヂストン TOUR B XSの評価は非常に気になるポイントでしょう。
卓越したスピン性能とソフトな打感を謳っていますが、高価なツアーボールだからこそ「本当に自分のスイングに合うのか?」「投資に見合う結果は得られるのか?」と、購入前の確信が欲しいはずです。
この記事では、そうしたあなたの疑問や不安を解消するため、TOUR B XSを多角的に徹底検証します。
ヘッドスピード42m/s前後の試打データに基づき、ドライバーの飛距離から、最も重要なアプローチでのスピン性能、そして多くのゴルファーが求める「フェースへの乗り感」までを具体的に解説。
さらに、兄弟モデル『TOUR B X』や競合のPro V1との詳細な比較、プロやアマチュアのリアルな口コミも網羅しています。
この記事を最後まで読めば、TOUR B XSがあなたのスコアメイクに貢献する最適な武器となるか、明確な答えが見つかります。道具選びの迷いをなくし、確信を持って次の一歩を踏み出しましょう。
TOUR B XSの評価は本物?アプローチ重視のゴルファーに最適な理由を徹底解説

結論:TOUR B XSがおすすめなゴルファーの特徴
TOUR B XSは、数あるツアーボールの中でも特にアプローチでのスピン性能とフィーリングを最優先するゴルファーにとって、最高の選択肢となり得ます。
ドライバーの飛距離も重要ですが、スコアの8割は100ヤード以内で決まると言われるように、グリーン周りでの一打がスコアを大きく左右します。このボールは、まさにそのショートゲームで真価を発揮するよう設計されています。
フェースに吸い付くようなソフトな打感と、イメージ通りにスピンをかけてボールを操る喜びは、他のボールでは味わえないTOUR B XSならではの魅力です。
もしあなたが以下の特徴に当てはまるなら、TOUR B XSは強力な武器になるでしょう。
- アプローチショットでキュキュッとスピンをかけてピンをデッドに狙いたい
- フェースにボールが長く乗るような、柔らかく食いつく打感が好き
- ヘッドスピード40m/s~47m/s前後で、ボールをしっかり潰して性能を引き出せる
- 飛距離性能よりも、グリーン周りでの多彩な球筋の打ち分けや操作性を重視する
- タイガー・ウッズのように、繊細なタッチでショートゲームを組み立てたい
これらのニーズに応えるTOUR B XSは、あなたのアプローチの引き出しを増やし、パーセーブ率の向上、ひいてはベストスコアの更新へと導いてくれる可能性を秘めています。
性能を支える最新テクノロジー
TOUR B XSの卓越した性能は、ブリヂストンが誇る独自の最新テクノロジーによって支えられています。
その中心となるのが、カバーに採用されている「REACTIV iQ(リアクティブ アイキュー)ウレタンカバー」です。この革新的な素材は、インパクトの衝撃度合いによって性能が変化する特性を持っています。
アプローチのようなゆっくりとしたインパクトでは衝撃吸収材として機能し、フェースへの接触時間が長くなることで強烈なスピンを生み出します。一方で、ドライバーのような高速インパクトでは高反発素材として働き、ボール初速を最大化して飛距離を稼ぎます。まさに「飛距離」と「スピン」という相反する性能を、1つのカバーで両立させているのです。
さらに、新開発の「ハイドロLSコア」は、ドライバーショットでの無駄なスピンを抑制し、高初速と力強い弾道を実現。空力性能を追求した「シームレス330デュアルディンプル」は、風に負けない安定したキャリーを約束します。
これらのテクノロジーが有機的に組み合わさることで、TOUR B XSならではの唯一無二のパフォーマンスが生まれるのです。
旧モデルからの進化点と変更点
2024年にリニューアルされたTOUR B XSは、旧モデル(2022年モデル)から着実な進化を遂げています。特にゴルファーが最も体感しやすいアプローチ領域でのフィーリングと性能が大きく向上しました。
旧モデルもスピン性能には定評がありましたが、新モデルではカバーに配合する衝撃吸収材の比率を見直したことで、さらにフェースに深く食いつく「ディープ感」が強化されています。これにより、より低く打ち出してスピンで止めるような、プロが使う高難易度のアプローチもイメージしやすくなりました。
ドライバー性能においても、新開発の「ハイドロLSコア」が貢献。初速性能がアップし、旧モデル以上の飛距離性能も期待できます。
具体的な変更点を以下の表にまとめました。
項目 | 2024年モデル (NEW) | 2022年モデル (旧) | 進化したポイント |
---|---|---|---|
カバー | REACTIV iQウレタンカバー | REACTIV iQウレタンカバー | 衝撃吸収材の配合を見直し、アプローチでの乗り感が向上 |
コア | ハイドロLSコア | ハイスピード・インナーカバー | 高初速・低スピン化を実現し、飛距離性能がアップ |
フィーリング | 非常にソフトでディープな乗り感 | ソフトで乗り感がある | よりフェースに食いつき、コントロール性が向上 |
アプローチスピン | 非常に多い | 多い | 低く打ち出してもスピンがかかりやすい |
すでに旧モデルの性能に満足しているユーザーも、この進化した「乗り感」とスピン性能を体感すれば、買い替える価値を十分に見出せるでしょう。
タイガー・ウッズが認めた性能と使用実績
TOUR B XSの性能を語る上で、タイガー・ウッズの存在は欠かせません。彼はボール開発の段階から深く関与し、自身の厳しい要求をブリヂストンの開発チームに伝え続けてきました。
タイガーが特にこだわったのは、グリーン周りでのフィーリングとスピンコントロール性能です。彼は「このボールなら、風の中でのドロー、フェード、高い球、低い球、すべてを打ち分けられる」と語っており、その言葉がTOUR B XSの卓越した操作性を証明しています。
実際に彼は、このボールを使用して2019年のマスターズで劇的な復活優勝を遂げました。世界で最も厳しいセッティングのコースで戦い抜くために、彼が選んだのがTOUR B XSなのです。
トッププロ、それもゴルフ界のレジェンドが絶対的な信頼を寄せるボールであるという事実は、アマチュアゴルファーにとってこれ以上ない安心材料と言えるでしょう。自分の感覚を何よりも大切にするタイガーが認めた打感とスピン性能は、スコアアップを目指すすべてのゴルファーにとって試す価値のあるものです。
アマチュアゴルファーのリアルな口コミ評判
プロの評価も重要ですが、私たちと同じアマチュアゴルファーが実際に使ってどう感じたのかは、ボール選びの非常に参考になる情報です。TOUR B XSは、多くのアマチュアからも高い評価を得ており、特にアプローチ性能に関する絶賛の声が目立ちます。
一方で、価格や個人のスイングタイプによっては、気になる点も存在するようです。ここでは、インターネットやゴルフショップで集めたリアルな口コミを、良い点と気になる点に分けてご紹介します。
- 【良い評判】アプローチのスピン性能は本物!
「噂通り、アプローチのスピンが本当によくかかります。下りの速いグリーンでもイメージ通りに止められて感動しました。」 - 【良い評判】打感がとにかく最高
「フェースにボールが乗る感覚が病みつきになります。このソフトな打感は一度使うと他のボールに戻れません。」 - 【良い評判】パッティングの距離感が合う
「パターの打感も非常にソフトで、コツンという硬い音がしないのが良い。ボールの転がりが素直で距離感を合わせやすいです。」 - 【気になる評判】価格が高い
「性能は文句なしですが、やはり1球あたりの値段が高い。OBや池ポチャした時の精神的ダメージが大きいです。」 - 【気になる評判】ヘッドスピードを選ぶかも
「ヘッドスピードが遅め(40m/s未満)の自分には少し硬く感じ、ボールの性能を活かしきれていない気がします。」
総じて、ショートゲームの質を向上させたいゴルファーからの満足度は非常に高いことがわかります。価格やヘッドスピードとの相性は考慮すべき点ですが、それを補って余りある性能を秘めているボールと言えるでしょう。
【番手別】TOUR B XSの試打レビュー!飛距離・スピン・打感を深掘り

ドライバーでの飛距離性能と弾道の強さ
TOUR B XSはスピン系のボールでありながら、ドライバーショットでは飛距離性能を犠牲にしない絶妙なバランスを実現しています。HS42m/s前後のゴルファーが打った場合、過度にスピンが増えて吹け上がることはなく、前に強く進む中弾道が特徴です。
これは、コアの性能と「REACTIV iQウレタンカバー」が、高速域のインパクトでは反発力を最大化し、余分なスピンを抑制するように働くためです。結果として、アゲンストの風にも負けない力強い棒球が出やすく、ランも期待できるため、トータル飛距離の向上が見込めます。
打感は非常にソフトで、フェースにボールが食いつきながらも、力強く弾き出される感覚があります。飛距離特化型のボールと比較すると初速性能で一歩譲る可能性はありますが、安定してフェアウェイを捉え、次打を優位に進めるための直進性と操作性の高さは、スコアメイクを重視するゴルファーにとって大きなメリットとなるでしょう。
アイアンショットでのスピンコントロール性能
アイアンショットにおけるTOUR B XSの性能は、スコア80台を目指すゴルファーにとって強力な武器となります。ドライバーショットでの低スピン性能とは打って変わり、ミドルアイアンからショートアイアンにかけては、グリーンを確実に捉えるための最適なスピン量を発揮します。
非常にソフトなウレタンカバーがインパクトでフェース面にしっかりと食いつくため、ボールをコントロールしている感覚を強く得られます。HS42m/s程度のヘッドスピードでも、スピンがしっかりとかかり、グリーン上でボールが鋭く止まる、あるいは数ヤード戻ってくるようなショットも可能です。
これにより、ピンをデッドに狙っていく積極的なコースマネジメントが実現します。また、縦の距離感が非常に安定しており、フライヤーなどの計算外の飛びも出にくいのが特徴です。高さとスピンでグリーンを攻略する、ワンランク上のゴルフを目指すあなたにとって、TOUR B XSは信頼できる相棒となるでしょう。
アプローチで体感できる唯一無二の『乗り感』
TOUR B XSの評価を決定づける最大の魅力は、アプローチショットで体感できる唯一無二の「乗り感」にあります。これは、フェースの上でボールが滑らず、一瞬くっついてから打ち出されるような独特のフィーリングを指します。
この感覚は、特に30ヤード以内の繊細なタッチが求められる場面で真価を発揮します。新開発のカバーが低速域のインパクトで摩擦力を最大化させることで、イメージ通りのスピンコントロールを可能にします。
高く上げて柔らかく落とすロブショットから、低く打ち出して2バウンド目でキュキュッと止めるスピンショットまで、多彩な球筋を自在に操れるようになります。この卓越した操作性は、アプローチの精度を劇的に向上させ、寄せワンの確率を高めることに直結します。
- フェースにボールが乗る時間が長く感じられ、距離感を合わせやすい
- 低い出球でスピンを効かせる、高く上げて柔らかく落とすなど多彩な球筋を打ち分けられる
- ラフからのアプローチでもスピンが安定し、フライヤーを抑制できる
- 硬いグリーンや下り傾斜でもイメージ通りにボールを止められる
- パッティングにも通じるソフトな打感で、ショートゲーム全体に統一感が生まれる
スコアメイクの鍵を握るグリーン周りで、これほど頼りになるボールは他にありません。アプローチに課題を感じているゴルファーなら、この「乗り感」を一度体験する価値は十分にあります。
ライバルと徹底比較!TOUR B XSの立ち位置と賢い選び方

兄弟モデル『TOUR B X』との性能差
TOUR B XSを検討する上で、必ず比較対象となるのが兄弟モデルの『TOUR B X』です。この2つのボールは、同じブリヂストンのフラッグシップモデルでありながら、ターゲットとするゴルファーと性能の方向性が明確に異なります。
簡単に言えば、XSは「スピンとフィーリング」、Xは「飛距離と直進性」を追求したモデルです。アプローチショットでボールをキュキュッと止めたい、フェースにボールが乗るソフトな打感が好きだという方はXSが最適です。一方で、ドライバーで力強い弾道を打ち、とにかく飛距離を稼ぎたい、風に負けない直進性が欲しいという方はXが適しています。
スコアメイクにおいて、あなたがどちらの要素をより重視するかで選択は決まります。
性能項目 | TOUR B XS (スピン系) | TOUR B X (ディスタンス系) |
---|---|---|
打感 | 非常にソフトでフェースに乗る感覚 | ややしっかりとした手応え |
アプローチスピン | 非常に多い | 多い |
アイアンショット | スピンコントロールで弾道を操りやすい | 直進性が高く、縦距離が合いやすい |
ドライバー性能 | 適度な低スピンで安定した飛距離 | 強弾道の低スピンで最大飛距離を追求 |
推奨ゴルファー | ショートゲームの精度と打感を重視する人 | 飛距離性能と弾道の強さを最優先する人 |
特にヘッドスピード42m/s前後で、グリーン周りの精度向上を目指すゴルファーにとって、XSの持つ卓越したスピン性能とフィーリングは、スコア80台への強力な武器となるでしょう。
主要な競合ツアーボールとの比較
TOUR B XSは、数あるツアーボールの中でどのような独自性を持っているのでしょうか。ここでは、多くのゴルファーが比較検討する代表的な競合モデルと性能を比べ、その立ち位置を明確にします。特にタイトリストのPro V1やスリクソンのZ-STARは強力なライバルです。
TOUR B XSがこれらのボールに対して持つ最大の優位性は、アプローチショットにおける唯一無二の「乗り感」と、そこから生まれる圧倒的なスピン性能にあります。打感の柔らかさもトップクラスで、インパクトのフィーリングを大切にするゴルファーから絶大な支持を得ています。
モデル名 | 打感 | アプローチスピン | ドライバー飛距離 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
TOUR B XS | 非常にソフト | 非常に多い | 高い | フェースへの乗り感が秀逸 |
Titleist Pro V1 | ソフト | 多い | 非常に高い | トータルバランスに優れる万能タイプ |
Srixon Z-STAR | ややソフト | 非常に多い | 高い | 高いスピン性能とソフトな打感を両立 |
TaylorMade TP5 | ソフト | 多い | 非常に高い | 5層構造による高い総合性能 |
Pro V1が全ての性能を高次元でまとめた「優等生」だとすれば、TOUR B XSはショートゲームという得意科目を極めた「スペシャリスト」と言えるでしょう。スピン性能ではZ-STARと近いですが、XSの方がよりフェースに長く食いつくような独特のフィーリングを持つ点が異なります。
自分のゴルフでスコアメイクの鍵を握るのがグリーン周りだと考えるなら、TOUR B XSは最も頼りになる選択肢です。
ヘッドスピード別の適合性と推奨ユーザー
TOUR B XSの性能を100%引き出すためには、自分のヘッドスピード(HS)との相性を知ることが重要です。このボールは、HS40m/sから47m/s程度のゴルファーに最も適しているとされています。
この範囲のゴルファーが使用することで、ドライバーショットでは余分なスピンを抑えて飛距離を確保しつつ、グリーンを狙うショットではイメージ通りにスピンをかけてボールを止めるという、理想的なパフォーマンスを発揮できます。HSがこの範囲から外れる場合でもボールの特性は感じられますが、最適なパフォーマンスとは言えない可能性もあります。
- HS40m/s未満のゴルファー
ボールのコアを十分に潰しきれず、飛距離性能を最大限に引き出せない可能性があります。しかし、アプローチでのスピン性能と非常にソフトな打感は、HSに関わらず大きなメリットとして感じられるでしょう。 - HS40m/s〜45m/sのゴルファー
まさにこのボールのメインターゲット層です。ドライバーでは効率よくエネルギーを伝達して飛距離を伸ばし、アプローチでは驚くほどのスピンでピンをデッドに狙えます。性能のスイートスポットを最も体感できるでしょう。 - HS45m/s以上のゴルファー
スピンコントロール技術に長けていれば問題ありませんが、インパクトが強すぎるとスピン量が増えすぎてしまい、特にアイアンで吹け上がって飛距離をロスする可能性があります。より低スピン設計のTOUR B Xの方が安定する場合もあります。
以上のことから、TOUR B XSは「スコアメイクの鍵は100ヤード以内にあり」と考える、技巧派のゴルファーに強く推奨できます。多彩なアプローチでピンを攻めたい、インパクトのフィーリングを重視したい、そんなあなたにとって最高のパートナーとなるはずです。
購入前に知っておきたいTOUR B XSに関するQ&A

ボールの耐久性とコストパフォーマンス
TOUR B XSは、スピン性能を最大化するウレタンカバーを採用しているため、アイオノマーカバーのディスタンス系ボールと比較すると傷がつきやすいのは事実です。特に、トップ気味に入ったウェッジショットや、カート道、木に当たった場合などは表面にささくれができてしまうことがあります。
しかし、この点は他のツアーボールも同様であり、TOUR B XSが特別に弱いわけではありません。むしろ、最新モデルではカバーの耐久性も向上しており、通常使用で1ラウンド持たないということは稀です。
コストパフォーマンスを考える上で重要なのは、単なるボール代だけでなく「1打の価値」です。例えば、アプローチでスピンが効かずにグリーンオーバーしていた場面が、TOUR B XSを使うことでピンに寄せられるようになれば、それは価格以上の価値があると言えます。
1ラウンドで1〜2個のボールを失くす平均的なゴルファーにとって、ボール代がスコア向上に直結するなら、それは賢い投資です。セール時期やまとめ買いを利用すれば、1球あたりの単価を抑えることも可能なので、長期的な視点でコストパフォーマンスを判断することをおすすめします。
パッティング時の転がりと打音の評価
スコアの約4割を占めるパッティングにおいて、ボールのフィーリングは非常に重要です。TOUR B XSは、この最後の1打までゴルファーの感性に応えてくれます。
パッティング時の打感は非常にソフトでありながら、内部のコアの存在をしっかりと感じられるのが特徴です。インパクトでフェースにボールが吸い付くような感覚があり、自分の思った通りの力感で打ち出しやすくなります。この「乗り感」はアプローチショットと同様のフィーリングであり、グリーン周りからカップインまで一貫したタッチでプレーできるという大きなメリットに繋がります。
転がりに関しても、インパクト直後からスムーズな順回転が生まれやすく、直進性が高いと評価されています。打音は「カチッ」という硬い音ではなく、「コツッ」あるいは「トン」といった落ち着いた静かな音で、これが集中力を高めてくれます。
特に高速グリーンや繊細なタッチが求められる場面で、TOUR B XSの素直な転がりと心地よい打感は、あなたのパッティングを強力にサポートしてくれるでしょう。
よくある質問とその回答
TOUR B XSの購入を検討しているゴルファーから寄せられる、特によくある質問とその回答をまとめました。
- ヘッドスピードが40m/s前後でも性能を引き出せますか?
はい、問題なく性能を体感できます。TOUR B XSはヘッドスピード47m/s以下を推奨範囲としており、HS40m/s前後のゴルファーがアプローチでのスピン性能を最大限に活かせる設計です。ドライバーでボールを潰しきれないと感じる場合は、よりソフトなボールも選択肢になりますが、ショートゲームの精度向上を優先するなら最適なボールの一つです。 - TOUR B Xとの明確な違いと、どちらを選ぶべきかの決め手は?
最大の決め手は「何を最も重視するか」です。アプローチでのスピン性能、フェースに乗るソフトな打感を最優先するなら「XS」です。一方、ドライバーでの飛距離性能と風に負けない直進性を求めるなら「X」が適しています。ご自身のゴルフが、ショートゲームでスコアを作るタイプならXSをおすすめします。 - ボールカラーのバリエーションはありますか?
はい、定番の「ホワイト」に加えて、視認性の高い「イエロー」もラインナップされています。曇りの日やラフに入った際に見つけやすいイエローを選ぶゴルファーも増えています。性能はどちらも同じなので、お好みに合わせて選択できます。 - 旧モデル(2022年モデル)からの進化点は何ですか?
最も大きな進化点は、アプローチでのフィーリング向上とドライバー性能のアップです。カバーに配合する衝撃吸収材の比率を見直したことで、よりフェースに深く食いつく『ディープ感』が強化されました。また、新開発の『ハイドロLSコア』により、ドライバーでの高初速・低スピン化も実現し、飛距離性能も向上しています。 - 寒い冬のラウンドでも性能は変わりませんか?
気温が低いとボールのゴム素材が硬化し、飛距離が落ちたり打感が硬く感じられたりするのはどのボールでも起こり得ます。しかし、TOUR B XSのような高品質なツアーボールは、性能変化が比較的少ないように設計されています。ラウンド前にポケットでボールを少し温めておくだけでも、フィーリングの低下を抑えることができます。
TOUR B XSでスコアメイクの鍵を握るショートゲームを制する

今回のTOUR B XSの評価を通じて、このボールが特にアプローチでのスピン性能とソフトな打感を最優先するゴルファーにとって、最高の選択肢であることがお分かりいただけたでしょう。
最大の特徴である、フェースに吸い付くような唯一無二の「乗り感」は、グリーン周りでの繊細なタッチと多彩な球筋を可能にし、スコアメイクに直結します。
ドライバーでの十分な飛距離性能を維持しつつ、スコアの鍵を握る100ヤード以内でこそ真価を発揮する設計は、まさにタイガー・ウッズが認めた性能そのものです。
兄弟モデルのTOUR B Xや他のツアーボールとの比較で、ご自身のプレースタイルにXSが最適だと確信できたなら、もう迷う必要はありません。
アプローチの精度をもう一段階引き上げ、80台の壁を突破するための強力な武器として、ぜひTOUR B XSを手に取ってみてください。次のラウンドが、きっと変わるはずです。