スイング中に手が滑ってミスが出たり、愛用クラブの握り心地が変わると不安になりますよね。
ゴルフのグリップ交換のタイミングや手順が分からず、ショップに頼むべきか自分でやるべきか迷う人が少なくありません。
この記事では古いグリップの切断から仕上げの確認までの具体的手順と判断基準、必要な道具や注意点、費用目安までを分かりやすく解説します。
初めて自分で交換する方も検討中の方も参考になるよう、トラブル対処やメンテナンス法までカバーしていますのでぜひ続きをご覧ください。
ゴルフのグリップ交換手順

正しい手順を踏めば自宅でも安全にグリップ交換ができます。
ここでは古いグリップの切断から仕上げの確認まで実践的に解説します。
古いグリップの切断
作業前にクラブをしっかり固定しておきます。
カッターナイフを使う際は自分の体のほうへ刃を向けないように注意します。
グリップの端から縦に浅く切り込みを入れてから徐々に切り進めます。
グリップを二つに割ってシャフトから剥がします。
カッターでシャフトを傷つけないように丁寧に作業します。
両面テープの除去
残った両面テープはそのままにしないで完全に取り除きます。
-
必要な道具はカッター、スクレーパー、布、そして溶剤です。
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まずスクレーパーで大きな塊をそっと削り取ります。
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細かい粘着残りには布に溶剤を含ませて拭き取ります。
テープを無理にはがすとシャフトを傷めるので少しずつ作業します。
シャフトの清掃
アルコールやアセトンなどの溶剤でシャフト表面を拭きます。
汚れや油分が残っていると両面テープの密着が悪くなるので丁寧に行います。
拭き終わったら乾いた布で水分を拭き取り、完全に乾かします。
フェルール周りも確認して傷や変形がないかチェックします。
両面テープの巻き付け
テープはシャフトのエンドからグリップ長さ分だけ巻き付けます。
巻き始めは少し引き気味にして密着させながら進めます。
テープは重ね幅を小さくして段差を作らないようにします。
テープの端は最後にしっかり押さえて剥がれを防ぎます。
グリップの挿入
グリップ内側とテープ上にグリップ用溶剤を適量塗布します。
ロゴやラインの位置を合わせてグリップをシャフトに被せます。
滑りやすくなっているので一気に押し込まずにまっすぐ差し込んでいきます。
入りづらい場合は軽く回転させながら均等に押し込みます。
グリップの端とシャフトのエンドがしっかり合っているか確認します。
仕上げの確認
グリップを差し込んだ後は位置と向きを最終確認します。
余分な溶剤は布で拭き取り、手が触れる部分を清潔にします。
完全に乾燥するまで触らないで保管します。
チェック項目 |
確認内容 |
---|---|
接着強度 |
軽く引いてズレがないかを確認します。 |
アライメント |
ロゴやラインの位置が狙いどおりかを確認します。 |
乾燥時間 |
メーカー推奨の時間を守って完全に乾かします。 |
以上でグリップ交換の基本手順は完了です。
グリップ交換の判断基準

グリップ交換はスイングの安定性と感触に直結する重要なメンテナンスです。
定期的に状態をチェックして早めに交換を検討するとプレーの質を保ちやすくなります。
視覚的劣化
ひび割れや表面のひずみが見られる場合は交換時期のサインです。
色あせや変色が進むと素材の劣化が進んでいる可能性があります。
症状。 |
原因。 |
交換目安。 |
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ひび割れや裂け目。 |
紫外線や経年によるゴムの劣化。 |
早め(半年〜1年未満で要確認)。 |
色あせや艶消え。 |
摩耗や汗による表面劣化。 |
1年程度で交換を検討。 |
表面の凹凸消失。 |
グリップパターンの摩耗。 |
プレーの感触が変わったら交換。 |
触感の変化
握ったときにゴムの弾力がなくなって固く感じると交換を検討してください。
反対にベタつきが出て指先にまとわりつく感触が出たときも要注意です。
滑りやすさ
スイング中に手がズレやすくなったらグリップの摩耗や汚れが原因の可能性があります。
-
スイング中にクラブが抜ける感覚がある。
-
同じグリップ圧でもクラブの動きが安定しない。
-
雨や湿気で特に滑りやすく感じる。
こうした症状は握る力が変わりショットの再現性が落ちるため早めの対処が望ましいです。
形状変化
グリップの肉厚が偏ってきたり、形がつぶれて手にフィットしなくなったら交換を検討してください。
シームのほつれや段差が大きくなると正しい握りが取りにくくなります。
におい・汚れの蓄積
汗や皮脂が染み込んで嫌なにおいが取れない場合は衛生面から交換を考えましょう。
表面の黒ずみや落ちない汚れは素材の劣化を示すことが多く、清掃で改善しないときは交換が確実です。
グリップ交換のための道具と準備

ゴルフ グリップ交換を始める前にそろえておきたい道具と準備についてまとめます。
適切な道具があれば作業時間を短縮できて仕上がりも良くなります。
専用カッター
古いグリップを確実に切り取るためには専用カッターがあると便利です。
カッターは刃先が細くてシャフトを傷めにくいタイプを選ぶと安心です。
切るときは力を入れすぎず、グリップの縦方向に沿ってゆっくり刃を入れていくと作業が安全です。
両面テープ
新しいグリップを固定するために両面テープは必須の消耗品です。
テープの種類によって厚みや粘着力が異なるので仕上がりの感覚が変わります。
-
標準タイプの布製両面テープは広く使われており扱いやすいです。
-
薄手のテープはグリップの厚みをあまり変えたくない場合に向いています。
-
厚手やクッション入りのテープは手先のフィーリングを柔らかくしたいときに有効です。
テープはシャフトにまっすぐ貼ることが重要で、ズレがあるとグリップが斜めになる原因になります。
グリップ溶剤
グリップ溶剤は新しいグリップをスムーズに差し込むための潤滑剤です。
専用の溶剤は速乾性のものと拭き取りしやすい水系のものがあります。
使用量は少なめにし、シャフト内に溶剤が残りすぎないように注意してください。
溶剤が完全に抜ける前にグリップを固定すると位置ズレの原因になるので素早く作業することがポイントです。
プラグ抜き工具
グリップやソケット内部のプラグを抜くための工具があると古いグリップの取り外しが楽になります。
専用のプラグ抜きは差し込んで回転させるだけでプラグを引き出せる設計になっています。
力任せに引っ張るとシャフトの先端を傷める可能性があるので道具を使って丁寧に抜いてください。
計測器(メジャー)
交換前後の長さやグリップ位置を正確に測るためにメジャーは必ず用意してください。
以下に作業で役立つ目安を表にまとめました。
測定項目 |
目安 |
説明 |
---|---|---|
グリップ長 |
8.5〜9.5インチ(標準) |
ショートやロングはプレーヤーの手の大きさや好みに合わせて調整します。 |
シャフト先端からの位置 |
トップからのオフセットを確認 |
装着時にグリップが真っ直ぐになるように基準線を取ります。 |
グリップの厚み |
1〜3mmの増減でフィーリング調整 |
両面テープや裏打ちで厚みを変えて違和感を軽減できます。 |
メジャーで位置を正確に記録しておくと後で微調整する際に役立ちます。
グリップ交換に適したグリップの選び方

ゴルフ グリップ交換では素材や太さなど細かい違いがショットの感覚に直結します。
自分のスイングや手の大きさに合ったグリップを選ぶことで安定感と快適さが向上します。
素材(ラバー/コード)
グリップの素材は感触や摩擦力、耐久性に大きく影響します。
素材 |
感触 |
グリップ力 |
耐久性 |
向く人 |
---|---|---|---|---|
ラバー |
しっとりと柔らかい感触が多いです。 |
適度な摩擦で徐々に馴染みます。 |
日常使用で十分な耐久性を持ちます。 |
快適さ重視のアマチュアや寒冷地以外のプレーヤー向けです。 |
コード(繊維入り) |
しっかりとした硬めの感触が特徴です。 |
雨天でも高いグリップ力を発揮します。 |
摩擦に強く長持ちしやすいです。 |
湿った環境でプレーする人やしっかり握りたい人向けです。 |
素材は好みとプレー環境を天秤にかけて選ぶのが基本です。
太さ(グリップサイズ)
グリップの太さはコントロール性と力の入り方に直結します。
-
スリム(細め)は小さい手やリリース重視のプレーヤーに向きます。
-
スタンダード(一般的な太さ)は多くのプレーヤーに適しています。
-
ミッドサイズはやや太めで手首の動きを抑えたい人に合います。
-
ジャンボやラージは手が大きい人や手首の過度な動きを減らしたい人に向きます。
タオルを握るテストやプロのアドバイスで自分に合う太さを確認しましょう。
バックラインの有無
バックラインはグリップに入った縦の溝で手の位置を揃える目安になります。
バックラインありは同じ手の向きを毎回再現しやすいメリットがあります。
バックラインなしは手の動きを滑らかにし、細かなフィーリングを重視する人に向きます。
アライメントを重視するドライバーやフェアウェイウッドにはバックライン付きが好まれることが多いです。
重量(グリップウェイト)
グリップの重さはクラブの振り心地やヘッドスピードに影響します。
標準的なグリップは約45gから60gの間で作られることが多いです。
軽いグリップはヘッドスピードを出しやすく、重いグリップはスイングの安定感を高めます。
既存のクラブのバランスを崩したくない場合は、交換後のトータルウェイトを確認しましょう。
表面パターン
表面パターンは滑りにくさとフィーリングを左右する重要な要素です。
リング状のパターンは指先のグリップ感を強めることが多いです。
細かなノッチやテクスチャは雨天時のグリップ力を向上させます。
購入前に実際に握ってみて手にしっくり来るパターンを試すのがおすすめです。
グリップ交換にかかる費用と店舗別料金の目安

グリップ交換の費用は使用するグリップの価格と工賃で決まります。
ショップによって作業の丁寧さや対応時間が異なるため総額に差が出ます。
工賃相場(1本あたり)
一般的な工賃は1本あたり300円から1,200円程度が相場です。
量販店やチェーン店は比較的安く設定されていることが多いです。
クラブの状態や特殊な作業が必要な場合は追加料金が発生することがあります。
高級グリップやグリップサイズ変更など手間がかかる作業は工賃が高めになります。
店舗タイプ |
工賃目安(1本) |
グリップ代の目安 |
合計目安(1本) |
---|---|---|---|
ゴルフ専門店(プロショップ) |
700円〜1,500円 |
500円〜2,500円 |
1,200円〜4,000円 |
チェーン店・量販店 |
300円〜800円 |
400円〜1,500円 |
700円〜2,300円 |
練習場併設のサービス |
500円〜1,000円 |
400円〜1,200円 |
900円〜2,200円 |
修理専門工房 |
800円〜2,000円 |
800円〜3,000円 |
1,600円〜5,000円 |
店舗持ち込みの可否
-
多くのゴルフショップでは持ち込みでのグリップ交換を受け付けています。
-
一部のチェーン店やプロショップではグリップを店舗で購入した場合のみ割安で対応することがあります。
-
中古クラブや損傷の激しいシャフトは持ち込みでも断られる場合があるため事前確認が必要です。
持ち込みの際はクラブをきれいにしておくと作業がスムーズになります。
事前に電話やウェブで受付の可否と混雑状況を確認することをおすすめします。
即日対応状況
短時間で終わる作業のため軽微な本数なら即日対応が可能な店舗が多いです。
1本あたりの作業時間は慣れた店舗であれば10分から30分程度が目安になります。
繁忙期や週末は混雑して時間がかかるため即日対応が難しいことがあります。
複数本まとめて交換する場合は数時間〜1営業日程度の余裕を見ておくと安心です。
確実に即日で済ませたい場合は予約して持ち込むのが確実です。
自分で交換するコスト
自分で交換する場合の最低コストはグリップ代と両面テープ、グリップ溶剤で数百円からです。
代表的な必要品はグリップ本体、両面テープ、グリップ用溶剤、バイスやスリーブなどの工具です。
必要な工具を一式そろえると初期費用は3,000円〜10,000円程度になることがあります。
1本あたりの材料費は安価なグリップであれば500円前後で済みます。
自分で交換するメリットはコストを抑えられる点と好きなタイミングで作業できる点です。
デメリットは作業に慣れが必要な点と仕上がりが均一にならない可能性がある点です。
初心者はまず1本だけ練習用に交換して手順を覚えることをおすすめします。
交換作業のポイントはテープを均一に貼ることと溶剤の量を適切にすることです。
工具を持っていて頻繁にグリップを替える予定があるなら自作は長期的に節約になります。
自分でグリップ交換する際の注意点

グリップ交換は道具と手順を守れば自分でも十分にできます。
作業前に準備と安全対策を確認しておくことが大切です。
位置ずれ防止
新しいグリップを装着する際はシャフトとグリップのセンターラインを合わせる習慣をつけましょう。
グリップの模様やロゴを基準にして少しずつ位置を確認しながら装着してください。
テープの巻き方やテンションを一定にすることでずれを防げます。
対策 |
具体例 |
期待される効果 |
---|---|---|
センターラインマーキング |
シャフトとグリップにマジックで印を付ける。 |
装着中の角度ずれを目視で確認できる。 |
ベーステープの安定化 |
同じ幅で均一にテープを巻き、接着剤の塗布面を整える。 |
グリップの位置決めが楽になり滑りにくくなる。 |
装着後の冷却または乾燥 |
溶剤を使った場合は十分に乾かしてから余分を切り落とす。 |
グリップが固定されてずれにくくなる。 |
装着直後に無理に回転させると位置がずれるので注意してください。
接着不良対策
接着不良を防ぐには接着面の清掃と下処理が重要です。
シャフト内側の古い接着剤や汚れをしっかり取り除いてください。
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乾いた布やエアダスターで内部のゴミを除去する。
-
古いグリップの切れ端や接着剤の残りはカッターで丁寧に取り除く。
-
ベーステープを正しく巻き、接着剤は均一に塗布する。
-
接着後は指圧やクランプで固定して所定の乾燥時間を守る。
接着剤は種類によって乾燥時間が異なるためメーカーの指示に従ってください。
グリップ損傷防止
古いグリップの除去や新しいグリップの装着時に、グリップ表面を引っかかないように注意しましょう。
カッターの刃は立て過ぎずに浅く入れて切り進めるとシャフトを傷めにくいです。
熱を使って柔らかくする方法は素材を痛める場合があるので避けるか低温で短時間にしてください。
作業中は手袋を着用して指の油分がグリップに付着しないようにすると仕上がりが良くなります。
溶剤使用上の注意
グリップ交換で使う溶剤は可燃性や刺激性があるものが多い点に注意してください。
作業は必ず換気の良い場所で行い、火気から遠ざけてください。
溶剤が皮膚に付着した場合はすぐに水と石鹸で洗い流してください。
使用済みのウエスやティッシュは自然発火の恐れがあるため水に浸すか密閉容器で保管して廃棄してください。
グリップ交換後のメンテナンスで寿命を延ばす方法

グリップ交換後の手入れは耐久性を大きく左右します。
日々のちょっとしたケアで次の交換を先延ばしにできます。
日常清掃
使用後は汗や汚れを拭き取ることが基本です。
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柔らかい布で表面の汚れを拭き取る。
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週に1回は中性洗剤を薄めたぬるま湯で軽く洗う。
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洗った後はタオルで水気を押さえて風通しの良い場所で自然乾燥する。
-
シンナーやアルコールは表面を痛めるので使わない。
グリップの表面がベタつくと滑りやすくなるので早めに拭き取ります。
保管方法
保管環境が悪いとゴムや合成素材の劣化が進みます。
推奨 |
避ける |
---|---|
室内で直射日光を避けて保管する。 |
車内のトランクなど高温になる場所に放置する。 |
クラブを立ててヘッドカバーを使う。 |
グリップ同士をこすり合わせて保管する。 |
湿度が適度な場所に保つ。 |
極端に乾燥した場所に長期間置く。 |
バッグ内は風通しを意識し、長期保管時はグリップ面を重ねないようにします。
汚れ落とし頻度
普段は毎回簡単に拭くことをおすすめします。
週に一度はしっかりと洗って油分や汗を落とすと劣化を防げます。
土や泥が付いたラウンド後はその日のうちに洗うと素材が痛みにくいです。
使用頻度が多い場合は週二回程度の洗浄を検討してください。
レザーグリップは水洗いを避けて専用クリーナーや保湿剤で手入れします。
雨天後のケア
雨に濡れたらまずタオルで水気をしっかり拭き取る。
グリップ内部まで水が浸入した場合は風通しの良い日陰で十分に乾燥させる。
直射日光や高温のドライヤーはゴムを硬化させるので避ける。
乾いた後に薄くベビーパウダーをはたくと手触りが戻りやすいです。
濡れたまま長時間放置すると劣化やにおいの原因になるので速やかに手入れしてください。
グリップ交換でよくあるトラブルと対処法

グリップ交換で遭遇しやすい代表的なトラブルとその対処法を分かりやすくまとめます。
作業前の注意点や簡単な修正方法を知っておくと失敗を減らせます。
抜けないグリップ
古いグリップがシャフトに固着して抜けなくなることがあります。
まずは無理に引っ張らずにグリップカッターやカッターで縦に切り込みを入れて外すのが基本です。
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グリップを切る際はシャフトやリムーバーがかからないように注意してゆっくり作業してください。
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切り込みを入れたらラジオペンチや専用ツールで残ったラバーを剥がします。
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アルコールやリムーバーを使うと接着剤残りが柔らかくなり取りやすくなります。
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シャフトの表面を布で拭き、糊残りを丁寧に除去してから新しいグリップを装着してください。
空気噛み
グリップ内部に空気が入ると、仕上がりが浮いたり不安定になります。
空気噛みの主な原因はテープの巻き方やグリップの押し込み不足です。
原因 |
症状 |
対処法 |
---|---|---|
テープの段差がある |
グリップが部分的に浮く |
テープは均一に巻き直して段差を無くすこと。 |
グリップを十分に押し込んでいない |
グリップがズレやすい |
接着剤を塗り、しっかり最後まで押し込むこと。 |
接着剤の量が多すぎる |
粘性で空気が抜けにくい |
適量を塗布し、回しながら押し込んで空気を逃がすこと。 |
押し込み時にグリップを軽く回転させると中の空気を抜きやすくなります。
斜め挿入
グリップが斜めに入ると見た目が悪く握り心地も崩れます。
装着前に方向を合わせるためのマーキングをしておくと失敗が減ります。
まずシャフトとグリップのロゴやラインを合わせて軽く当ててから一気に押し込むのがコツです。
挿入中に角度が変わったら一度抜いて向きを調整してから再度入れ直してください。
接着不足
接着が不十分だとグリップがすぐに緩んでしまいます。
接着剤はシャフト内側とグリップ内側の両方に薄く均一に塗ることが重要です。
使用する接着剤の種類により乾燥時間や強さが変わるため説明書を確認してください。
装着後は規定の乾燥時間を守り、完全に固定されるまで無理に使わないようにしてください。
それでも緩む場合は再度剥がして接着面を清掃した上で適量の接着剤でやり直すと改善します。
交換後も安定したプレーを続けるためのポイント

交換直後は無理に力を入れず軽めに握ってフォームを確認すること。
新しいグリップの太さや感触に合わせて握圧とスタンスを微調整するとショットの安定に繋がること。
練習場で素振りと短いアプローチを中心に実戦に近いリズムを作ること。
定期的にグリップの摩耗やずれをチェックして、違和感があれば早めに再交換や調整を行うこと。
小さな変化を感じ取る習慣をつければ新グリップでも長く安定したプレーが可能になること。