中古クラブを探すとき、見た目やスペックの違いに悩んでしまう人は多いはずです。
特にフェアウェイウッドはロフトやシャフトで弾道が大きく変わり、失敗買いが起きやすいのが問題です。
この記事では中古のフェアウェイウッドおすすめをランキング形式で紹介し、番手選びやチェックポイント、価格帯別の選び方までわかりやすく整理します。
予算別・番手別の目安やメンテ方法まで押さえるので、実際に現物を選ぶときに迷わない一助になります。
中古でおすすめのフェアウェイウッドランキング

中古市場で人気の高いフェアウェイウッドを選びやすさと性能で比較しました。
価格帯や打感の好みを考慮して選ぶと満足度が高くなります。
テーラーメイド SIM2 MAX 3W
直進性とやさしさが両立したモデルで、中上級者から初心者まで幅広く使いやすいクラブです。
フェースの反発力が高く、飛距離性能を中古でもしっかり感じやすい点が魅力です。
中古で選ぶ際はフェースやソールの摩耗具合とシャフトの傷みを確認することをおすすめします。
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メリットは安定した弾道とミスヒットに強い点です。
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注意点は使用頻度によるフェースのへたりで、見た目より性能が落ちている場合があることです。
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コストパフォーマンスを重視する人に向いています。
キャロウェイ EPIC SPEED 5W
ボール初速を上げる設計が特徴で、飛距離を重視するゴルファーに人気があります。
中古でもヘッドの形状と重心設計により扱いやすさが残っていることが多いです。
シャフトの適合性で弾道の高さが変わるため、自分のスイングに合うか試打があれば確認すると安心です。
ダンロップ ゼクシオ12 5W
やさしさ重視の設計で、ミスへの許容度が高く初心者や高弾道を求める人に向いています。
クラブが軽めに作られているモデルが多く、スイングスピードが遅めの人でも扱いやすいです。
中古で選ぶときはグリップの摩耗とシャフトの折れやすさを念入りにチェックしてください。
PING G425 MAX 5W
安定した直進性と高い慣性モーメントが特徴で、方向性を重視する人におすすめです。
ヘッドの許容範囲が広く、中古でも性能が落ちにくい設計です。
以下の表は代表的な仕様の比較です。
項目。 | 代表値。 |
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ロフト。 | 18度前後の設定が一般的です。 |
長さ。 | 標準長さは43インチ前後です。 |
ヘッド体積。 | 大きめのヘッドで安定感が高いです。 |
おすすめ用途。 | フェアウェイからの精度重視で使いたい人向けです。 |
テーラーメイド M4 7W
コストパフォーマンスが良く、中古では安く手に入ることが多いモデルです。
打感はやや柔らかめで球の上がりやすさと操作性のバランスが取れています。
中古購入時はロフト表示のすり減りやリシャフト履歴を確認すると安心です。
キャロウェイ X2 HOT 5W
古いモデルながら飛距離性能が高く、良コンディションの中古は狙い目になります。
軽量設計で振り抜きが良く、フェアウェイからのセカンドショットにも使いやすいです。
ソールの擦り傷は許容される範囲ですが、ヘッド内部のダメージは注意が必要です。
ミズノ ST200X 7W
打感と操作性に定評があり、中古でもスピンコントロールがしやすいモデルです。
ツアー指向の設計で、やや上級者寄りの使い心地が好評です。
中古で選ぶときはフェースの打痕とシャフトの適合性を特に確認してください。
中古フェアウェイウッドの選び方(初心者向け)

中古フェアウェイウッドは新品より手頃で実戦向きのモデルが多く見つかります。
選ぶ際は飛距離だけでなく扱いやすさやコンディションも重視すると後悔が少なくなります。
番手選び
まずは自分のティーショットやセカンドショットで何を求めているかを考えます。
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3番(3W)は飛距離重視で、広いフェアウェイやティーショット向きです。
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5番(5W)はミドルアイアンの代わりに使える扱いやすさと距離のバランスがあります。
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7番(7W)は球が上がりやすく、ラフからでも拾いやすいです。
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初心者はフックやスライスの出やすさを考え、まず1本から試すのがおすすめです。
ロフト角
ロフト角は球の上がりやすさと飛距離に直結します。
番手。 | 一般的なロフト。 | 目安の飛距離。 |
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3W。 | 15度前後。 | 200〜230ヤード前後が多い。 |
5W。 | 18〜20度前後。 | 180〜210ヤード前後が多い。 |
7W。 | 21〜24度前後。 | 160〜190ヤード前後が多い。 |
中古を選ぶときは表示ロフトと実際のロフトがずれている場合があるため確認が大切です。
ヘッド形状
ヘッド形状は安心感と打ちやすさに直結します。
丸みがあるタイプはミスに強く、薄めの形状は操作性に優れます。
見た目で安心できる形を選ぶとミスショットの不安が減ります。
シャフトの硬さ
シャフトの硬さはスイングスピードに合わせるのが基本です。
遅めのスイングなら柔らかめ、速いスイングなら硬めを選ぶと弾道が安定します。
中古は交換歴や劣化があるため、しなり感を試打や振り比べで確認してください。
クラブ重量
総重量とバランスは振りやすさとスイングテンポに影響します。
軽めは振り抜きやすく、重めは安定感が出やすい特徴があります。
中古を買う際はグリップの状態やネック周りのガタつきもチェックして重さの違和感がないか確かめてください。
中古フェアウェイウッドのチェックポイント

中古のフェアウェイウッドは見た目以上に性能差が出ることがあります。
購入前にポイントを押さえておくと安心して選べます。
ヘッドの傷
ヘッドの傷は見た目の問題と構造的な問題に分かれます。
クラウンの深いクラックは衝撃に弱くなっている可能性があるので慎重に確認してください。
ソールの擦り傷は打感やすべりに影響する場合があるので、溝やバンパー周辺をチェックしてください。
ホーゼル周りの剥がれや亀裂はシャフトの固定に問題を起こすことがあるので見逃さないでください。
表面のペイント補修は多くの場合見た目の補修で性能にはあまり影響しないことが多いです。
フェースの摩耗
フェースの摩耗はスピン量と飛距離の変化につながります。
中心付近の摩耗が進んでいると弾道が不安定になりやすいです。
溝の浅さや溝の欠損がないかを確認してください。
摩耗レベル。 | 見た目の特徴。 | 飛距離・スピンへの影響。 |
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軽度。 | 微細な擦り傷が中心で溝はほぼ残っている。 | ほとんど影響がなく問題なく使用できる。 |
中度。 | 溝が浅くなり中心部に光沢が出ている部分がある。 | スピンが落ちやすく、コントロール性が低下する可能性がある。 |
重度。 | 溝が消えかけておりフェースに凹みや変形が見られる。 | 弾道が安定しにくく、買い替えを検討したほうが良い。 |
シャフトの状態
シャフトは性能を大きく左右する部分なので入念に確認してください。
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ヘッド側とグリップ側の継ぎ目にクラックや隙間がないか確認してください。
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先端のフレアや剥がれがないかをチェックしてください。
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振ったときに異音や不自然なしなりを感じないか試してみてください。
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フレックス表記が消えている場合は同モデルの情報と照らし合わせて確認してください。
硬さやトルクが合わないと感じたらプロにしなり具合を見てもらうと安心です。
グリップの摩耗
グリップの状態は打感とコントロールに直結します。
ひび割れや硬化、ツルツルになっている場合は交換を検討してください。
グリップのサイズが自分に合っているかも合わせて確認すると良いです。
グリップ交換は比較的安価でできるため、クラブ自体が良ければ交換前提で選ぶのも一つの手です。
ロフト・ライ角の確認
ロフトとライ角がメーカー表記と大きく違うと弾道や距離感が変わります。
調整機構付きのヘッドは設定が変えられている場合があるので現在の設定を確認してください。
ショップで計測してもらうか、目視で刻印や角度の違いをチェックすると安心です。
セットの他の番手とバランスが取れているかも忘れずに確認してください。
番手別の中古フェアウェイウッドおすすめ

中古のフェアウェイウッドはコスパが高く、上達段階に合わせて番手を揃えやすいメリットがあります。
選ぶ際はヘッドの傷やフェースの摩耗、シャフトやグリップの状態をしっかり確認することが大切です。
番手ごとに適したモデルやチェックポイントが異なるため、用途に合わせて選ぶと失敗が少なくなります。
3番ウッド
3番ウッドはドライバーの次に飛距離を稼げるクラブとして人気があり、ティーショットやロングホールのセカンドで頼りになります。
重心が低めでやや大きめのヘッドはミスに強く、中古で手に入れやすいモデルが多い点も魅力です。
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TaylorMade M2は操作性と寛容性のバランスが良く中古市場でも見つけやすいです。
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Callaway Big Bertha系は飛距離と直進性を求める人に適しており、古いモデルでも性能が高いです。
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Ping Gシリーズはミスに強い設計で、平均的なプレーヤーにおすすめです。
中古で選ぶ際はロフト表記と実測ロフトが合っているかを確認すると距離感が狂いにくくなります。
5番ウッド
5番ウッドは扱いやすい飛距離と高弾道が得られるため、セカンドショットでの安定感に優れます。
モデル。 | ロフト。 | 特徴。 |
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TaylorMade SIM MAX。 | 約18度前後。 | やや寛容でボールを上げやすい設計です。 |
Callaway Epic。 | 約19度前後。 | 飛距離性能が高く直進性に優れています。 |
Titleist TS。 | 約18〜20度程度。 | 操作性と打感のバランスが取れたモデルです。 |
表で示したように同じ5番でもロフトや性格が異なるため、自分の弾道やスイングスピードに合ったモデルを選ぶと良いです。
中古購入ではシャフトのフレックスや長さも確認して、必要ならリシャフトやカットで調整を検討してください。
7番ウッド
7番ウッドはミドル~ショートの距離でユーティリティ的に使いやすい番手です。
高弾道でグリーンを狙いやすく、厚いラフからも出しやすい点が魅力です。
中古で探す際はヘッドのフェース面に凹みがないかを確認し、打球音や打感に違和感がないか試打するのがおすすめです。
9番ウッド
9番ウッドはアプローチ寄りの距離調整やロングパーオン狙いで役立つ番手です。
ハイブリッドやウェッジとの距離のつながりを意識して選ぶとクラブセッティングが安定します。
中古選びの最終チェックポイントはグリップの摩耗、シャフトのキズ、ロフトのズレ、総合的な価格の妥当性です。
試打できない場合は信頼できるショップの保証や返品ポリシーを確認してから購入すると安心です。
価格帯別の中古フェアウェイウッドおすすめ

予算に合わせて狙い目のモデルやチェックポイントが変わります。
使い方や好みに合った一本を見つけるための目安を価格帯ごとにまとめます。
1万円以下
初めて中古フェアウェイウッドを買う人やサブクラブ用におすすめの価格帯です。
古めの名器や型落ちモデルを狙うとコストパフォーマンスが高くなります。
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使い勝手が良い古いCallawayやTaylorMadeのモデルは手に入りやすいです。
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PingやMizunoの旧モデルも安くて安定感があります。
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安価でもフェースのヒール側やトゥ側に大きな打痕がないか確認しましょう。
シャフトの状態を確認し、必要なら安価なカスタムシャフトに入れ替えるのも手です。
ロフトが思ったより寝ている場合があるので、現在の飛距離と用途に合うか確かめてください。
1万円〜3万円
コストと性能のバランスが取れた人気のレンジです。
数シーズン前のミドルモデルややや上位グレードの中古が狙えます。
おすすめモデルはTaylorMadeのMシリーズやCallawayのMavrik系、PingのGシリーズ旧型などです。
打感や弾道の違いを試打で確かめると後悔が少なくなります。
3万円〜5万円
比較的新しいモデルや上位グレードの中古が手に入る価格帯です。
調整機能付きヘッドや上質なシャフトが付いている個体が増えます。
モデル例 | 特徴 | 中古価格目安 |
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Titleist TSシリーズ | 直進性が高くツアー志向の弾道が出やすいです。 | 約3万円〜5万円です。 |
TaylorMade SIM/Stealth | 低スピンで飛距離性能に優れた設計です。 | 約3万円〜5万円です。 |
Callaway Rogue/Mavrik | 寛容性と初速性能のバランスが良いです。 | 約3万円〜5万円です。 |
上位帯になるほどキズの少ない個体や付属品の有無も価格に影響します。
信頼できる中古ショップや保証のある出品者から買うと安心です。
5万円以上
ほぼ新品に近い状態やハイエンド最新モデルの中古が買える価格帯です。
ツアーモデルや限定仕様、上質なカスタムシャフト装着品も選べます。
購入時はシリアルの確認やシャフトのスペック、ヘッドの微細なダメージまでチェックしてください。
予算が許すなら少し高めの良品を選ぶと長く満足できます。
信頼できる中古フェアウェイウッド購入先

中古のフェアウェイウッドは購入先によって品質や保証が大きく変わります。
用途や予算に合わせて信頼できる販売チャネルを選ぶことが大切です。
専門中古クラブショップ
専門の中古クラブショップはクラブの状態チェックや再仕上げが行われていることが多いです。
経験豊富なスタッフがシャフトの状態やフェースの摩耗を確認してくれる点が安心材料になります。
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プロの目で検品された商品が手に入るので初めて中古を買う人にも向いています。
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グリップ交換や軽微なリペアをして納品してくれるショップが多いです。
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試打ができる店舗ならフィーリングを確かめてから買えます。
価格は新品より割安で、状態に応じたランク付けが明確に示されている店が選びやすいです。
メーカー公式アウトレット
メーカーの公式アウトレットや認定中古はメーカー基準で整備されたクラブが多いです。
シリアル管理や純正部品の使用で信頼性が高く長く使いやすいメリットがあります。
保証やサポートが付くケースがありトラブル時の対応に安心感があります。
最新モデルの型落ち品やわずかなキズ品が比較的手頃な価格で見つかることがあります。
大手ECサイト(中古カテゴリ)
大手ECサイトの中古カテゴリは品揃えが豊富で比較検討しやすい点が魅力です。
レビューや販売実績を確認して信頼できる出品者を選ぶことが重要です。
サイト例。 | 価格帯。 | 返品対応。 | 特徴。 |
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Amazon中古。 | 手頃〜高め。 | 出品者によって異なる。 | 配送が早くレビューが参考になる。 |
楽天市場中古。 | 幅広い価格帯。 | ショップのポリシー確認が必要。 | ポイント還元を使えばお得になることがある。 |
Yahooショッピング中古。 | セール時に安くなる場合がある。 | ストア評価の確認が大切です。 | キャンペーンで送料や手数料が軽減されることがある。 |
写真や商品説明をしっかり確認し、疑問点は購入前に問い合わせましょう。
フリマ・オークション
フリマアプリやオークションは掘り出し物が見つかる反面リスクもあります。
個人出品だと検品基準がまちまちで状態に差が出る点に注意が必要です。
入札やメッセージで出品者に使用歴や傷の詳細を必ず確認しましょう。
以下のポイントを確認するとトラブルを減らせます。
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写真が複数枚あり傷やソールの摩耗が確認できること。
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シャフトやグリップの状態、長さやフレックス表記が明確なこと。
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発送方法や返品対応について明確に記載されていること。
価格交渉は可能な場合が多いので相場を調べた上で冷静に判断しましょう。
中古フェアウェイウッドのメンテナンス方法

中古フェアウェイウッドは適切な手入れで打感と見た目を長く保てます。
使用前後のひと手間で飛距離や方向性の安定に繋がります。
グリップ交換
古いグリップは滑りやすくなりスイングに悪影響を及ぼします。
グリップ交換は自分で行うこともショップに依頼することもできます。
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古いグリップをカッターで縦に切り取り外します。
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シャフトの内側に残ったグリップテープをきれいに剥がします。
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新しいグリップテープをシャフトに巻き、接着剤を薄く塗ります。
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グリップをずらさないようにまっすぐ差し込み、位置を調整します。
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数時間置いて接着剤が固まったら余分なはみ出しを拭き取ります。
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交換後はグリップの硬さや太さが自分の握りに合っているか確認します。
選ぶポイントは耐久性とグリップ感のバランスです。
薄めのグリップは操作性が高く太めは安定感が増します。
シャフトのサビ対策
ステンレスやカーボンシャフトでも継手部分や鉄製スリーブにサビが発生することがあります。
早めに対処することで進行を防げます。
対処法 | 利点 | 必要なもの |
---|---|---|
乾拭きと油膜保護 | 簡単で日常的にできる | マイクロファイバータオルと薄めの防錆オイル |
サビ落としと中和処理 | 進行したサビを除去できる | 微粒度の研磨剤と防錆剤 |
プロによる再コーティング | 長期的な保護が期待できる | 専門店のサービス料金 |
軽微なサビはマイクロファイバーで拭き取り防錆オイルを薄く塗るだけでかなり改善します。
深いサビは細かい耐水ペーパーや金属用の研磨剤で慎重に落とした後に防錆剤を塗布してください。
シャフト接続部は水分が溜まりやすいので使用後は必ず乾燥させる習慣をつけてください。
ヘッド補修と塗装
中古ヘッドの小さなキズや塗装剥げは見た目だけでなく防錆にも関係します。
まずは表面の汚れを落としてから状態を確認してください。
浅い擦り傷は細かいコンパウンドで磨くことで目立たなくなります。
塗装の補修は専用のタッチアップペンやエアブラシを使うと仕上がりがきれいになります。
深いへこみやクラックがある場合は安全面を考えて専門店でのリペアを検討してください。
塗装後はクリアコートで保護すると耐久性が上がります。
色を変えたい場合はオリジナルのバランスや重さに影響が出ないよう薄く塗ることを心がけてください。
フェース清掃
フェースの汚れや溝の詰まりはスピン量と打球の安定性に直結します。
ラバー製のヘッドカバーや専用ブラシでこまめに汚れを落としましょう。
頑固な汚れはぬるま湯に中性洗剤を少量混ぜた布で拭き取ると落ちやすいです。
溝の掃除にはプラスチック製の溝掃除用ツールを使うとフェースを傷めにくいです。
洗浄後は乾いた布で水分を完全に拭き取り、放置せず風通しの良い場所で乾燥させてください。
定期的なフェース清掃で中古フェアウェイウッドでも本来の性能を引き出せます。
シャフトとスペックの選び方

シャフトの種類や長さ、フレックスは中古フェアウェイウッドの性能を大きく左右します。
スチールシャフト
スチールシャフトは重さがあるため安定した弾道とコントロール性が得られます。
力のあるアマチュアやヘッドスピードが速い人に向く特性です。
中古を選ぶ際はサビや小さなへこみがないかを確認してください。
フェースやソール側の損傷がシャフトの接合部に伝わっていないかもチェックが必要です。
スチールは耐久性が高いので、使用感があっても性能が保たれていることが多いです。
カーボンシャフト
カーボンシャフトは軽量で振り抜きやすく、初心者やスイングがコンパクトな人に合いやすいです。
高弾道を出しやすく、ミスに対する寛容性も高めです。
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メリットとしては軽さと振り抜きの良さが挙げられます。
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デメリットとしてはヘッドスピードが速い人だと安定性で物足りなさを感じることがあります。
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中古での注意点はクラックや繊維の露出、過度の擦り傷がないか確認することです。
フェアウェイウッド おすすめ 中古なら、軽めで扱いやすいカーボンシャフトが合う場合が多いです。
試打ができるなら同じモデルでスチールとカーボンの違いを体感して選ぶと失敗が少ないです。
長さ
長さは飛距離と操作性のバランスに直結する重要な要素です。
中古を買うときはロフトやライ角の調整履歴を確認してください。
番手。 | 一般的な長さ。 | 中古でのチェックポイント。 |
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3番ウッド。 | 約42.5インチ前後。 | グリップの摩耗やスリーブの加工がないか確認する。 |
5番ウッド。 | 約41.5インチ前後。 | 長さが短くされていないかを測ってチェックする。 |
7番以降。 | 約40〜41インチ程度。 | トリムされている場合はフェースアングルやバランスが変わっている可能性がある。 |
長さを詰める加工は中古でよくあるため、購入前に必ず実測する習慣をつけてください。
トルクとキックポイント
トルクはシャフトのねじれやすさを示す値で、数値が大きいほどつかまりやすく感じます。
キックポイントはシャフトがしなる位置で、先中元で弾道に違いが出ます。
先調子は球が上がりやすく、中調子はバランスの良い弾道、元調子は低めで強い弾道になります。
中古シャフトを選ぶときは、メーカー表示のスペックと実際の挙動が合っているかを試打で確かめることが大切です。
トルク値やキックポイントの好みによっておすすめの中古モデルが変わるため、普段のスイング特性に合わせて選んでください。
中古フェアウェイウッド購入の最終チェックリスト

外観はソールやフェースの傷、ヘッドの歪みがないかを目視で確認してください。
シャフトはキズやサビ、ネック周りのガタつきがないかを確かめてください。
ロフトとライ角が自分のスイングに合うかをチェックし、過去に調整されているかを確認してください。
グリップの摩耗や硬化具合を見て、交換の必要性と費用を想定してください。
可能なら試打して打感や弾道、ミスヒット時の寛容性を体感してください。
返品や保証の有無と販売店の信頼度を最終判断の基準にしてください。